韓国ドラマを中心に、観終わった作品の感想を気ままに。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』感想

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超良作!
ASD(自閉症スペクトラム)のHow to本みたいなドラマ。

★★★★★

※ネタバレありです※

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」見終わった。

いやぁ~超良作!

ASD(自閉症スペクトラム)のHow to本みたいなドラマ。

ウ・ヨンウ弁護士も、3話の兄殺害疑惑の彼も、10話の性的暴行訴訟の彼女も診断名はおそらく「自閉症スペクトラム(ASD)」なんだよね。異父兄弟の弟君も診断名は付かないかもだけど特徴はある感じ。登場人物でスペクトラム(※1)を表現してるんだろな。

「同じ診断名でもこうも違うのか…」と発言したペンスの彼の親の気持ちが…考えちゃうよね、比べちゃいかんと頭では分かっちゃいるけどね。

定型の世界だけではない、自閉の世界でもマウント合戦があるのである。。。本人ではなく親のね。。。

スペクトラムにも程があるだろ。一括りにしないでって思っちゃうよね。

障害の有無ではなくてウ・ヨンウは他人の忠告を素直に受け入れる性格が、魅力的で受け入れてくれる仲間が増えるんだろな。

あと、主人公をはじめ取り巻く周囲の心情も丁寧に描かれていて良き。親の孤独感とか、どうしても過保護になってしまったり。ドラマ特有の綺麗事で済ませないところが良き。

恋人とハッピーエンドで終わったけど、手放しでは喜べない。

親でも「ご飯用意してくれれば俺(父)でなくてもいいんだろな(ため息)」なんて孤独を感じるんだから、恋人なんてよっぽど理解してても常にカサンドラ症候群(※2)と隣り合わせだと思う。

ASDの当事者もさながら、取り巻く人々の心情もよく分かる、とても良く描かれたドラマだったと思う。

※1境界線が明確ではなく、グラデーションのように滑らかに移り変わる状態

※2身近な人(配偶者や家族、職場の人など)との間で情緒的な交流や意思疎通がうまくいかず、強い精神的・身体的ストレスから心身の不調をきたす状態